私は野球というスポーツが大好きで
プロ野球はほぼ毎日観ています。
私は大好きで毎日観てるので
ルールはよくわかっていますが、
野球のルールって複雑で
実際にプレー経験がある人や
よく野球を観てる人でも
わからないことって多々あります。
当ブログではその辺りのことを
わかりやすく解説していきます。
前回は試合前練習やスコアのパターンを
解説したので、
気になる方は下記記事より参照してください。
今回は正式試合の中のコールドゲームと
無効試合、それぞれのパターンについて
解説していきますね。
では、さっそく。
野球における正式試合とは?
まず野球における正式試合とは
以下のことを指します。
- 9イニング全てを終了(後攻チームがリードしていて9回裏の攻撃が必要ない場合も含む)
- コールドゲームが設定されていて、審判がコールドゲームを宣告した場合
- 延長戦で決着がついた場合(先攻チームがリードしても後攻チームがリードしてもどちらも可)
- 引き分けが設定されている場合は引き分けも可
つまり、試合が勝敗がつく、
もしくは引き分けという形で終えれば
正式試合となります。
さて、ここで『コールドゲーム』という
見慣れない言葉が出てきたので、
解説していきますね。
野球におけるコールドゲームとは?
コールドゲームとは以下のように
記されています。
何らかの理由により、審判員が打ち切りを命じた試合のことである。
引用元 : Wikipedia
この何らかの理由については
野球ではいくつかあります。
- 5回以降10点差
- 7回以降7点差
- 天候不良により途中でコールドゲーム
このように様々な例があります。
それぞれの場合のスコアボードを
実際に例として挙げていきますね。
野球におけるコールドゲームの例(5回10点差)
例えば、先攻のAチームが
5回裏を終えた時点で10点差以上をつけて
リードしていた場合はこうなります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 4 | 5 | 8 | 2 | 0 | 19 | ||||
B | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
この場合は5回裏で試合は打ち切りで
Aチームのコールド勝ちとなります。
Bチームが5回表を終えた時点で
10点差以上をつけていた場合は
こうなります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
B | 2 | 3 | 5 | 1 | × | 11 |
5回裏の攻撃は行わずに
Bチームのコールド勝ちとなります。
後攻のBチームが4回裏を終えた時点で
10点差はついておらず、
5回裏に得点を挙げて10点差になった場合は
その時点でBチームのコールド勝ちとなり
その時のスコアはこうなります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
B | 1 | 0 | 4 | 2 | 3× | 10 |
野球におけるコールドゲームの例(7回7点差)
7回7点差でもパターンは同じです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 0 | 15 | ||
B | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 2 | 8 |
この場合は7回裏を終了した時点で
Aチームのコールド勝ちです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
B | 0 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | × | 7 |
この場合は7回表終了時点で
Bチームのコールド勝ちです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
B | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2× | 7 |
この場合は7回裏にBチームが
7点差にした段階で試合終了となり、
Bチームのコールド勝ちとなります。
野球における天候不良でのコールドゲーム
これはプロ野球の屋外球場での試合で
たまにあります。
特に何回までということはなく、
これ以上試合続行は不可能と判断された段階で
審判がコールドゲームを宣告します。
この場合はその時点でリードしてたチームが
コールド勝ちとなります。
ただし、プロ野球の場合は
- 先攻チームがリードしてれば5回裏、
- 後攻チームがリードしてれば5回表、
このイニングを終えていなければ
コールドゲームではなくノーゲームとなり
無効試合となります。
野球における無効試合とは?
野球における無効試合とは、
先ほどの天候不良なども含む
何らかの理由により試合続行不可能と
判断された試合のことを指します。
『ノーゲーム』と言うこともあります。
先ほど記載をした通り、
プロ野球の場合は最低でも5回を終えないと
試合が成立したことにはならず、
試合途中であっても
無効試合となることもあります。
野球における正式試合と無効試合のまとめ
今回は正式試合の中のコールドゲームと
無効試合、それぞれのパターンについて
解説してきました。
ここでもう一度おさらいとして
まとめておきますね。
- 正式試合は9回だろうと延長だろうと決着がつく試合のこと。
- コールドゲームとは点差や天候などにより審判が打ち切りを命じる試合のこと。
- 無効試合は試合続行と判断された試合でプロ野球の場合は5回までに中断した試合はノーゲームに該当する。
これらのことを今回は覚えて頂ければ
大丈夫です。
基本は試合は正式試合となることが多く、
高校野球の予選などではコールドゲームも
見られることが多々あります。
覚えることというよりは
こういう風に言うんだ…笑
くらいに思って頂ければ大丈夫です。
次回はもう少し試合に関する詳細を
解説していきますので、お楽しみに!
野球のことについては
今後どんどん書いていきますので、
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では☆